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熱処理まめ知識

1 鋼の性質を変化させる 金属熱処理

「鉄=元素記号 Fe」 私たちが学校で習った“鉄”と言えばこれです。

しかし一般的に工業用部品などに使用される“鉄”は“Fe”だけでなく炭素(=C)やその他のいろいろな成分を含んでいて、正しくは『鉄鋼』と分類されます。
『鋼(はがね)』とも呼ばれます。

『鋼(はがね)』と呼ぶと強そうですが、ただそれだけでは硬くも強くもありません。硬くしたり強くしたり、必要な性質にする為には、焼入れなどに代表され“熱処理”を行なわなくてはいけません。

熱処理とは、炭素を含む金属赤めて(=加熱し)冷やす(=冷却する)ことで、鋼の性質を様々に変化させる技術です。
『金属熱処理』と呼ばれています。

 

多くの鋼は、機械加工や熱処理などが施され、寸法形状や強度など様々な性質をもった機械部品として、私たちの生活のあらゆる部分で役立っています。

真っ赤な“鋼”は この後冷却層へ